こんにちは!今回は海外での就活についてお話しします。
「海外で就職したい」「海外に移住したい」と思ったことはありますか?
面白いことに、外務省のデータによると、過去10年で、海外で永住権を取得して生活の拠点を日本から海外に移している人の数は40%も増加しました。
面白いことに、ワーホリや駐在などの「長期滞在者」は減っているけど、「永住者」の数は増えているよ。つまり、単に「海外経験を積みたい」というよりも、「移住」をする人が増えているということだね。
年々国際競争力が低下する日本を見て、「海外に住みたい」「国外脱出したい」と考える人は年々増えていますが、旅行に行くのとは違って、長い期間住むとなると、収入源の確保は必須になりますよね。
とはいえ、生まれ育った日本とは違う国で職を探すのも、職に就くのも、簡単ではありません。
特に専門職は、「日本人」「日本語」が必ずしも強みにならないので、現地のネイティブとの競争にも勝っていかないといけません。
しかし逆に言えば、専門性が高く仕事ができれば必ずしも「英語がネイティブか」は問われないわけです。
逆に「日本人」「日本語」を活かせる、日本食レストランのスタッフなどは、現地雇用のチャンスが高く、多くの海外在留日本人の貴重な働き先と言えます。
海外での就活には日本での就活とはことなる点がいくつかあり、慣れない日本人が内定を勝ち取るにはしっかりとした準備が必要です。
この記事では、海外就活の重要性、準備のポイント、面接対策などについて詳しく説明します。
この記事を読むべき人
・駐在で来たけど現地での就職を目指す人
・学生ビザで来てその先の仕事を探す人
・ワーホリで専門職就職を目指す人
海外での就活の特徴とは?
就活チャネルの多様性
皆さんは今の会社に入るとき、就活の第一歩はなんでしたか?
「就職氷河期」の新卒で、エントリーシート何社出したことか・・・
そう、日本だと、新卒市場が就活市場の中でとんでもなく大きいため、
企業ページで募集要項を見る
↓
そのまま企業ページでエントリーを行う
or マイナビ等へのリンクからエントリーを行う
という感じでしたよね。
欧米では「新卒市場」という概念はありません。
そのため「ここ」というプラットフォームがあるというよりかは、企業のCarrierページや、Indeed/Monsterなどのジョブサーチエンジン、LinkedIn、はたまた最近はReferral(紹介)など、多くのチャネルが存在して、企業ごとに力を入れているチャネルが異なります。
これは勝ちにいく(内定を取る)ために重要なので、後ほど詳しく解説します。
ビザ・労働許可という別の戦い
わたしはリクルーターから電話をもらったんだけど、最初の質問が「合法的に働けるステータスを持っている?」でした。アメリカの時もそうだったな。
つまり、就労可能なビザを持っている/取得予定でないと、海外就活というフィールドにすら立てません。
この点については、カナダ及びアメリカは「日本にいながら先に永住権を獲得する」ということも不可能ではないので、全くビザの当てがない人はそちらを検討してください。別記事にてご紹介します。
また、ごく稀に「ビザサポートあり」という求人もあります。「学生ビザで大学行っていてそのまま現地就職したい」と言う人は、こういった求人を狙うか、学生ビザが切れる前にインターンでアピールをして、是非本格採用したいと思ってもらえれば、ひょっとするとビザサポートをしてもらえるかもしれません。
海外就活における情報収集
海外求人サイトの活用
海外の求人情報を収集するためには、現地の求人サイトを活用することが効果的です。各国にはさまざまな求人情報サイトがありますので、自分の興味や希望に合ったサイトを選びましょう。
Glassdoorは情報の宝庫
Glassdoorは、企業のレビューや求人情報を提供するウェブサイトです。このサイトでは、従業員や元従業員が自分の会社に関するレビューや評価を匿名で投稿することができます。そのため、実際にその会社で働いた経験や感想を知りたい人にとって、貴重な情報源となっています。
Glassdoorは企業の内情や求人情報を知りたい人にとって、非常に便利なサイトなんだ。自分が働くかもしれない会社について詳しく知ることができるだけでなく、新しい仕事を探すための情報も手に入るからね。
Reviewsではその企業で働いていた元/現社員の口コミが見られるほか、
Jobsでは職種別の口コミ
Salariesでは給料レンジ
Interviewsでは選考過程
Benefitsでは福利厚生が、口コミベースで見られます。
選考過程の早い段階で希望給料を聞いてくる企業もあるから、自分の職種の給料レンジは把握しておくべし。
あくまでも口コミで、企業発表ではないので情報の信ぴょう性と新しさは自分で判断しなければいけないよ!
また、求人情報も豊富に提供されており、仕事を探している人が企業の求人情報を見つけることができます。求人情報には企業の詳細や給与、福利厚生などの情報が含まれており、就職活動をする際に役立ちます。
留学エージェントの情報提供
また、インターンやジュニアレベルの仕事であれば、ワーホリやセカンドワーホリの人を対象にした留学エージェントからも求人情報を提供してもらえる場合があります。積極的に情報収集を行い、自分に最適な仕事を見つけましょう。
Linkedinを活用する
LinkedInは、海外での就活を考えている方ならばご存じだとは思いますが、実際に絶対必要なプロセスになります。
プロフィール欄に職歴や学歴、ボランティア活動やコース受講の履歴をしっかり書いておくと、企業の採用担当やヘッドハンターがLinkedIn内で検索をした時に「こんな人がいますよ」とあなたのプロフィールが表示されます。
海外ではLinkedInを通じた転職は一般的と言えるため、外資系企業の採用担当は日常的にLinkedInをチェックしていますので、目に留まるチャンスと言えます。
LinkedInが何だかわからない人は、こちらの記事も読んでくださいね。
自分の経歴に合った現地企業を鬼チェイス
最後ですが、1番大事なので今海外で就活中の人は今日すぐにやってください。
そんなこと1社1社できないよって思いました?
確かにそうですよね。
しかし、海外就活というものは特に、数打てば当たるというものではありません。
むしろ、100社出しても採用されないということは容易に想像できます。
そうなった時にがっかりしませんか?
私はメンタルが豆腐だから無理
とにかく内定に繋がるために就活をしているのであれば、1社1社の確度を上げていくほうが得策です。
とはいえ全部チェイスするのは大変だとは思うので、以下で紹介する点をチェックして、該当する企業のみ鬼チェイスして下さい。
海外就活におけるResumeとCV
履歴書や職務経歴書の海外仕様とは?
海外での就職活動では、履歴書や職務経歴書の書き方にも注意が必要です。各国によって異なるフォーマットやポイントがありますので、事前に確認しておきましょう。
一般的に、Resumeと呼ばれるものが、履歴書と職務経歴書を合わせたものになります。これが海外就活においての名刺となるわけです。
Cover Letter
Cover Letterは、Resumeに添付する形で応募の際に提出する、「送り書き」のようなものですが、記載できる内容が決まっているResumeと異なり、自身の熱意を伝えることのできる場であり、自己PRの重要な部分です。なぜその企業を志望するのか、自分の経験や能力をどのように活かせるのかを具体的に示すことが求められます。
また、企業の文化や価値観と自分の志向性がマッチすることも重要です。自分の考えや価値観を正直に表現し、その企業との相性をアピールすることが大切です。率直で誠実な文章を心がけましょう。
ATS (Applicant Tracking System)という落とし穴
ATSとは、企業が採用プロセスを効率化するためのシステムです。応募者の情報を精査・管理し、選考プロセスをスムーズに進めるためのツールです。
企業側は、このシステムを使って応募者の情報を検索したり、スクリーニングしたりすることができるようになります。ATSの利点は何かと言いますと、まず大量の応募者の情報を簡単に管理できることが挙げられます。履歴書や職務経歴書を一括管理して、採用担当者が必要な情報をすぐに見つけられるのです。また、応募者のスクリーニングや選考プロセスを自動化することで、時間と労力を節約することもできます。
就活している立場から考えると、ATSを導入している企業に履歴書を提出する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。
何社も書類落ちしている、という人は、ATSにはじかれている可能性が高いです。
一生懸命書いたResumeが人間の目に届いてすらいないと思うと切ない・・
まず第一に、キーワードの適切な使用です。ATSは履歴書内のキーワードをスキャンして応募者を選別しますので、求人情報に関連するキーワードを適切に含めることが重要です。
また、フォーマットをシンプルに保つことも大切です。特殊なフォントや装飾は読み込みが難しくなりますので、シンプルなフォントとレイアウトを使用しましょう。
最後に、履歴書に正確な情報を記入することが肝要です。偽りや不正確な情報は信頼を失うだけでなく、採用プロセスに悪影響を与える可能性があります。
総じて、ATSを導入している企業に履歴書を提出する際には、キーワードの適切な使用、シンプルなフォーマット、PDF形式での提出、正確な情報の記入に気を配ることが大切です。
とはいえキーワードの配置などは素人にはなかなか難しいこと・・・
私はResumeづくりは外注して、結果すんなり内定まで行けたので本当に良かったです。
【実体験】プロに外注するのもあり
正直に言うと、Resume(履歴書)の作成は、プロに外注することが効率的です。なぜなら、プロの履歴書作成サービスは、経験豊富なライターやキャリアコンサルタントによって提供されるため、最適な形式と内容を確保できるからです。
例えば、「TopResume」というサービスは、高品質な履歴書の作成を提供しています。彼らのライターは、業界や職種に関する専門知識を持っており、個々の経歴やスキルに合ったカスタマイズされた履歴書を作成することができます。
TopResumeのサービスは、GCFFジャパンのウェブサイトでも紹介されています。彼らの記事によれば、プロの手によって作成された履歴書は、一般的により専門的であり、アプリケーションプロセスでの成功率が高まると言われています。
また、プロによって作成された履歴書は、ATS(Applicant Tracking System)によってスキャンされる際にも優れたパフォーマンスを発揮します。ATSは、履歴書内のキーワードやフォーマットを検出して情報を処理しますが、TopResumeのライターはATSを熟知しているので、書類通過率が格段に高まります。
TopResumeは依頼者が面接に繋がることをコミットしているよ。
さらに、TopResumeのサービスは、短期間で履歴書を作成して提供することができます。これにより、求職者は時間を節約し、効率的に就職活動を進めることができます。
私は応募したい求人に気付いた時には締め切りなんと3日前!だったので、追加料金を払って24時間以内の納品をしてもらったよ。
総じて、Resume作成はプロに外注することで、専門的なアドバイスやカスタマイズされたサービスを受けることができ、求職者の成功率を高める効果が期待できます。
レビューは無料でしてもらえるので、今既に自作のResumeがある人、LinkedInで自動作成できるResumeを持っている人は、応募したい求人のJob Descriptionと共に無料添削サービスを試してみてはいかがでしょうか。
TopResumeの説明と私の詳しいレビューはこちらの記事も参考にしていただけたらと思います。
海外就活における面接対策と成功の秘訣
ん?あれ?面接の案内!?!?ってことは書類・・・通ったーーーー!
あ、でも英語面接か!やばいやばい英語練習しないと・・!(バサッバサッ)
ちょまっ!おめでとう!!!でもちょっと待って!
面接の目的は「綺麗な英語を話すこと」じゃなくて「採用されること」でしょう?
それなら他にやることあるし、時間も限られてるから戦略的に動くよ!!
Step1;Glassdoorで選考過程の情報収集
海外企業の面接は、日本とは異なる形式や質問があります。グループ面接やケーススタディなどの特殊な形式に対応するためには、事前に準備をしておくことが重要です。
語学力や異文化適応力の確認方法に対する対策
海外企業では、語学力や異文化適応力も重視されます。面接で自分の語学力や異文化適応力をアピールするために、具体的な経験や事例を挙げると良いでしょう。
自己PRや職務経験のアピール方法の練習
自己PRや職務経験のアピールは、面接での成功に欠かせません。自分の強みや経験を明確に伝えるために、事前に練習をしておくことが大切です。
質問事項への的確な回答準備と積極的なコミュニケーションの心構え
面接では、質問に対する的確な回答や積極的なコミュニケーションが求められます。事前によくある質問や自分の意見を考えておき、自信を持って臨むことがポイントです。
選考プロセスや選考試験の内容と対策
選考プロセスや試験内容を理解し、それに対する適切な対策を講じることが重要です。ケーススタディや実務シミュレーションなど、各企業が採用する試験形式を把握し、適切に対処しましょう。
【実体験】模擬面接は絶対にお勧め
「バスケットをうまくなりたい」というのと、「バスケで試合に勝ちたい」というのとでは違いますよね?
コメント