北米(アメリカ・カナダ)で就職活動をする際に欠かせない、Resume (レジュメ)。
日本で言う履歴書とも少し異なり、いいResumeを用意できるかどうかは就職活動の成否を決める第一歩です。
実際に、20社出しても30社出しても面接にすら呼ばれない・・!という人も多く、
そういう人の多くがResumeの段階でミスっているのです。
勝てないレジュメで次々と応募をするのは、例えて言うなれば日本円を持ってアメリカで「りんご売って下さい」とお店を渡り歩いているようなもの・・・。
時間がもったいなさすぎる!
両替・・しよう?
この記事では、Resumeの概要やカバーするべき内容、そして応募1社目で採用を勝ち取った私が実際に使用した、Resume作成を外注する際のサービス「TopResume」をご紹介します。
有料だったけど、お願いしなかったら1か月は長く就活していたと思うから、早く働けた分のお給料で全然元取れた。お願いして本当に良かったです。
- Resumeは海外での就職活動に不可欠
- Resumeの出来は面接に進めるか否かに影響大
- 短時間で「勝てる」Resumeを作るならばTopResumeがおすすめ
Resume(レジュメ)は海外での就職活動の第一歩
海外での就職活動を始めるにあたり、Resume(レジュメ)は単なる「必要書類」という位置づけではありません。
自分自身のブランディングツールとしての役割を果たすのです。
職歴、スキル、学歴などの重要な情報を簡潔にまとめ、雇用主に向けて自分を有利にアピールする手段となります。
Resumeがなければ就職活動は不可能と言っても過言ではありません。
仮にReferral(紹介)で求人に応募したり、あるいは企業のTalent Acquisition(リクルーター)から声がかかったとしても、まず初めに言われるのは「Resumeを送ってくれる?」です。
そのため、実際の就職活動を始めるよりも前に準備をしておくことをおすすめします。
Resume=履歴書?
さて・・と。じゃあコンビニで履歴書買ってくるかぁ
ちょい待ち!Resume=履歴書じゃないから!
(というか今でも履歴書ってコンビニで売ってる?歳ばれる?
海外で言うところのResumeは、日本の履歴書とは全然違います。
何が違うのかというと・・・
- 決まったテンプレートがない
- カバーすべき内容が違う
端的に言うとこの2つです。
Resumeのテンプレート
Resumeのテンプレートは、Letterサイズ2枚分相当、という以外はカッチリ決まっていません。
そのためオンラインで「 Resume Template 」を検索すると、ダウンロード可能なテンプレートが山のように出てきます。(詐欺リンクにご注意を!)
そんなわけで正直テンプレートにはある程度自由があるのですが、とはいえ冒険しすぎも良くありません。
一般的な会社員を目指すのであれば、シンプルなテンプレートにするのが無難です。
私はTopResumeに外注したけど、確かにデザインは物足りなくなるくらいシンプルでした。
例えばWebデザイナーとか、デザイン関係のお仕事であれば少し冒険して独自性のあるテンプレートを作成すると良いと思うのですが、「デザイン凝りに凝ってるけど中身空っぽだった」とならないよう、以下でご説明するResumeに必要な内容もしっかりと確認してくださいね。
Resumeでカバーすべき基本項目
Resumeはシンプルで要約された情報が求められます。通常は1~2ページ以内で構成され、雇用主にすばやく理解してもらえるような構造になっています。
必要なことだけを、端的に、わかりやすく、見やすく記載することが求められます。Resumeが効果的であるためには、自己分析を行い、重要な情報を絞り込むスキルが必要です。
1-2-1. 連絡先情報
Resumeの最初のセクションでは、氏名や連絡先だけでなく、LinkedInプロフィールなどのプロフェッショナルな情報も含め、正確でアクセスしやすい情報を提供することが重要です。これがなければ、雇用主があなたに連絡を取る手段が制限される可能性があります。
1-2-2. 志望動機(Objective)
Resumeの冒頭には、志望動機や志望ポジションについて数行で簡潔に記述します。このセクションはあなたのキャリアにおける方向性を示すものであり、雇用主にとってはあなたの適性を理解する材料となります。
ある程度使いまわせるように汎用性を持っておきたいResumeですが、志望動機の部分は企業ごとに調整することをおすすめします。例えば、Marketingポジションを広く見ている場合でも、Social Media Marketingなど、Job Descriptionに極力寄せていく方が、書類通過率が格段に上がります。
1-2-3. 職務経歴(Professional Experience)
これはResumeにおいて最も重要なセクションのです。現職もしくは一番新しい職歴が最初で、企業名・ポジション・在籍期間・主な業務/業績を書きます。各ポジションでの業績や達成した結果を具体的に示すことが求められます。嘘は書けませんが、200%盛って書きます。言葉選びも、自信がにじみ出るような強い言葉を使います。
「did」「got」「made」のような普段使う動詞ではなく、「initiated」「executed」「achieved」「acquired」のような言葉です。
1-2-4. 学歴(Education)
学歴情報もResumeにおいては欠かせません。最終学歴から逆順で列挙し、取得した学位や専攻に加え、特に社会人経験がまだ浅い場合には、学歴の方で学業成績や卒業論文なども適切にアピールポイントとして加えましょう。これにより、あなたの知識や学び舎での経験が強調され、雇用主に印象付けることができます。
ただし求められている職務に関連のないことを書きすぎると、全体像がぼやけるので注意。
1-2-5. スキル(Skills)
言語スキル、コンピュータスキル、ソフトスキルなど、あなたの持つスキルを明示的に示します。関連性の高いスキルを前面に出し、雇用主にアピールポイントを伝えましょう。スキルセクションはResumeの中でも目を引くポイントであり、あなたが仕事においてどれだけ有能であるかを示す場でもあります。
Resumeはあなたの第一印象を形成するため、情報の整理と表現の工夫が不可欠です。適切なフォーマットを選び、各項目を工夫して埋めることで、自分の強みを最大限に引き出し、海外での就職活動を成功に導くことができます。
Resumeはいつ準備する?
Resumeを作成するのは、実際の就職活動を始める前に、早い段階で計画的に取り組むことが重要です。Resumeはあなたの職歴やスキルを反映するものであり、急いで作成すると適切な情報が漏れてしまう可能性があります。したがって、いつから用意を始めるかが重要なポイントです。
最適なタイミングは、学生なら卒業前やインターンシップ終了後から、社会人なら新しい仕事を探し始める前です。以下はその理由です。
- 自己分析の期間: Resumeを作成するには、まず自分の強みや弱み、達成したこと、磨いてきたスキルをしっかりと把握する必要があります。これには時間がかかります。早めに始めることで、焦らずに自己分析を行うことができます。
- 経験の整理: 過去の職歴やプロジェクトは、単なる一覧だけでなく、各経験がどのようにあなたを成長させ、雇用主にとって価値があるかを考える必要があります。この整理作業も時間がかかります。
- 言葉の工夫: Resumeは簡潔でわかりやすい表現が求められます。言葉選びやフレーズの工夫が重要であり、これにも充分な時間をかけることで、アピール力の高いResumeを作成できます。
- 外部のフィードバック: Resumeは他者からのフィードバックを受けることでさらに洗練されます。プロのキャリアアドバイザーや先輩、同僚に見てもらい、改善の余地がないか確認することは重要です。
- 求人情報のリサーチ: 用意したResumeは、応募する企業やポジションに合わせてカスタマイズする必要があります。求人情報を入手し、それに基づいてResumeを調整する時間も考慮に入れましょう。
早めにResumeの作成を始めることで、焦らずに慎重に準備ができ、最終的な成果物が雇用主に響くものになります。プロセスを急がず、十分な時間をかけて準備することが、成功への第一歩となります。
私が初めに「おっ、興味あるかも。応募したい。と思った求人を見つけた時、応募期限の2日前でした。
人には早よしろ言ってるくせに、自分は準備してなかったんかい!
いやだから自分が焦った体験を踏まえて言ってるの。
Resumeをプロに依頼する3つのメリット
LinkedInで無料で作れるじゃん。
まだ就職が決まってないわけだしなるべくコストをかけたくないのよ・・・
圧倒的時間の削減
Resumeをプロに依頼する最大のメリットの一つは、圧倒的な時間の削減です。自分でResumeを作成する場合、適切な情報を集め、整理し、表現するのに多くの時間と労力が必要です。しかし、プロのResume作成サービスを利用すると、その手間を大幅に削減できます。
プロのライターやキャリアアドバイザーは、長年の経験と専門知識を活かして、効果的なResumeを効率的に作成します。あなたが行うであろう自己分析や情報の整理作業をプロが代行してくれるため、時間を有効活用することができます。
また、忙しいスケジュールの中で就職活動を行う場合、Resume作成にかけられる時間は限られています。プロのサービスを利用することで、他の重要な活動に時間を割くことができ、就職活動全体の効率を向上させることができます。
私はまさに0歳児を抱えて引っ越しがあったので、忙しくなる前にかろうじて依頼をかけたら、引っ越しが終わったらResumeが出来上がっていて最高でした!
情報の整理整頓と綺麗な陳列
自己PRや経歴を整理し、適切に表現することはResume作成の重要な要素です。しかし、自己PRや経歴を整理することは容易ではありません。
自分の強みや経験を客観的に評価することは意外と難しいため、Resumeには不必要な情報が含まれたり、重要な情報が見落とされたりということはありがちなミスです。
その場合、自分は経歴やスキルに合っていると思って応募しているのに、客観的見ると(情報やアピールが足りないので)評価が高くない、というミスマッチが発生してしまいます。もったいない!
プロのライターやキャリアアドバイザーは、応募者をJob Descriptionに寄せていく専門家なので、私たちの経験の中から、今応募する職種にはどこを膨らませてアピールするかを特定し、効果的に魅力的にその部分を光らせてくれるわけです。
また、プロのResume作成サービスでは、デザインやフォーマットも最適化してくれます。情報が見やすく、分かりやすい形で表現されるように、レイアウトやフォント、色彩などが適切に調整されます。これにより、Resume全体が一貫性があり、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
プロに依頼することで、あなたの経歴やスキルが最も効果的な方法で提示され、Resume全体が整理された印象を与えることができます。これは雇用主に対して強力なメッセージを送ることができるため、Resume作成においてプロのサービスを利用することは非常に有益です。
自分で作っていると、自己満足の高いものはできるけど、「相手に伝わる」ものはまた別だったりするからね。
ATS (Applicant Tracking System) 対策
ATS (Applicant Tracking System) は、多くの企業が採用プロセスで使用しているソフトウェアです。このシステムは、応募者のResumeを自動的にスキャンし、適格性を評価するために使用されます。ATSは、特定のキーワードやフレーズが含まれているかどうかをチェックし、適切な候補者を選別するために使用されます。
Resumeをプロに依頼することの利点の一つは、ATS対策が含まれていることです。プロのライターやキャリアアドバイザーは、ATSが適切に読み取れるように、Resumeに適切なキーワードやフレーズを組み込みます。彼らはATSの動作原理を理解しており、Resumeを最適化するための戦略を知っています。
キーワードは詰め込みすぎてもだめなんだって・・・・加減ムズ
また、プロのResume作成サービスでは、ATSによってスキャンされるResumeのフォーマットやレイアウトにも注意が払われます。特定のフォーマットやレイアウトを使用することで、ATSがResumeを正しく解釈し、適切に評価することができます。これにより、あなたのResumeがATSのフィルタリングを通過しやすくなり、面接まで行けるチャンスが格段に上がります。
プロの手によって作成されたResumeは、ATSがスムーズに処理できるように最適化されており、応募者としての適格性を正確に評価するのに役立ちます。これは就職活動において非常に重要であり、プロのResume作成サービスを利用することで、ATSはまず突破できると考えてよいでしょう。
TopResumeとは?
TopResumeは、プロのライターやキャリアコンサルタントが提供する履歴書作成サービスです。このサービスを利用することで、経験豊富な専門家があなたの経歴やスキルに合ったカスタマイズされた履歴書を作成してくれます。
履歴書は、求人票に対する最初の印象を与える重要なツールです。しかし、自分自身の強みや経験から、求人に合うResumeを作るのって意外と難しいもの。経験やスキルを最も効果的に伝える方法を知らない場合、自己アピールの機会を逃してしまう可能性があります。
ここでTopResumeが重要な役割を果たします。TopResumeの専門家は、業界や職種に関する豊富な知識を持っており、個々の経歴やスキルに適した形式で履歴書を作成します。
さらに、TopResumeの履歴書はATS(Applicant Tracking System)にも適しています。ATSは、履歴書内のキーワードやフォーマットをスキャンして情報を処理するシステムであり、TopResumeの作成した履歴書はこのプロセスに適しています。
料金は以下の3段階なんだけど、私はATS対策がメインの目的だったから最初一番安いのにして、出来に満足したのでCover Letterも追加料金で作ってもらいました。(結局真ん中のプランになった)LinkedInのプロフィールは前職の時から結構作りこんでいたからね。
必要に応じて、追加料金で色々オプションを追加できます。経歴やスキルに基づいて、カスタマイズされた履歴書を作成するだけでなく、カバーレターやLinkedInプロフィールの作成、面接の準備など、さまざまなサポートを提供しています。
総括すると、TopResumeは求職者が自分の強みや経歴を最大限にアピールし、海外就活の成功率を上げるために信頼できるサービスのひとつです。プロのライターやキャリアコンサルタントによるカスタマイズされた履歴書を作成し、求人票に対する最初の印象を強化しましょう。
TopResumeサービス料結構高いじゃん…
駐妻専業主婦で稼ぎないのに有料使うのってなんか気が引けるわね・・
それは私も思った!笑
なんで私がTopResumeを使ったか、もう少し詳しく説明するね。
私がTopResumeに依頼した理由
は、ズバリ、
「少ない弾で確実に仕留めたかったから」
です。
海外で就職ですよ?
現職ではなく、現・専業主婦ですよ?
楽な話ではありません。
「30社出しても決まらなかった」
全然あり得ます。
2ヶ月かけて30社に応募して全て断られて自信を無くし途方に暮れるよりも、
ガッチガチに武装(準備)して勝率を上げておいてから応募をしたかった。
メンタル豆腐だからすぐ自信無くしちゃう
そしてそして。
ガッチガチに武装するのに最低1ヶ月はかかるわけだけれど、海外子育てに引っ越しも重なり、時間を割くことができなかったことも大きな理由です。
生きてくだけで精一杯
そんな状況でよく就活しようと思ったな、しかも海外・・。
やらなかったら可能性はゼロだけど、何かしら動けば可能性が1でも2でもできるって思った。
それで内定仕留めて来れたのは奇跡だわ
そんなわけで、チャンスが舞い込んできたとき掴みに行けるように備える、くらいの気持ちでLinkedInとResumeだけ整えておくことにしました。
Resume添削サービスは他にもいくつかあるんだけど、かの有名なForbesがTopResumeを評価していたので、使ってみることにしました。
私はとにかく時間が無かったので Best Overall (総合的にベスト)なTopResumeにしたのですが、気になったので下記にいくつかのサービスを比較してみました。
料金 | 納期 | うり評価 | 詳細 | |
---|---|---|---|---|
TopResume | $179 $219 $379 | 4-7日 (追加料金で | ★★★ | 業界経験のあるライターとマッチングしてくれる。(ATS対応) |
Resumeble | $157 $297 $397 | 4日 | ★★ | 一番安いプランでもCover Letterも作成してくれる(ATS対応) |
ResumeCompanion | $0 | 即時 | ★ | 質問項目に答えていけばResumeが無料でできるサービス。(ATS非対応) |
$0 | 即時 | ★ | LinkedInのプロフィールからResumeが無料で作成できる。(ATS非対応) |
大きく分けると無料で自動作成か、人間(ライター)に書いてもらうか、という点でまず分かれますね。
私はLinkedInで無料自動作成 → TopResume というルートでやってみました。
感想がこちら
- デザイン・カバー項目はLinkedIn のものでも良い
- 内容は悔しいけど雲泥の差。なぜなら
無料でレビューしてくれるサービスもあるので、手元にとりあえず自分が作成したResumeや、LinkedInから抽出したResumeがある場合は、まずは無料レビューの依頼をしてみてはいかがでしょうか。
レジュメ代行サービスTopResume【まとめ】
この記事では、海外での就職活動に欠かせないResume(履歴書)のポイントについて紹介しています。Resumeは自己ブランディングの大事なツールで、第一歩としてしっかり準備しておきたいものですよね。でも、自分で作るのって結構大変だったり、何を書けばいいのか分からなかったりします。そんなときは、プロのサポートを利用してみるのもオススメです!
プロのResume作成サービス「TopResume」を利用すると、時間も労力も節約できます。自分ではなかなか整理できない情報も、プロにお任せするとスッキリ整理されて、採用担当者にアピールしやすいんです。また、プロの言い回しや表現を取り入れることで、あなたの強みや成果がより鮮やかに伝わります。TopResumeを使えば、就職活動がよりスムーズに進むのは私の経験からも間違いないです!
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